シラミに関する俳句や歌、諺など

シラミと生活に関する句

• 蚤のあと これも白きは 美しき（一茶）
• 蚤虱 こゑたてて鳴く 虫ならば 我が懐は むさしののはら（一茶）
• 夏衣 いまだ虱を とり尽さず（芭蕉）
• 虱取る そばではだかで まりをつき（江戸川柳）
• 虱など 卒塔婆の上で つぶしてる（同）

ケジラミによる男女のもつれを詠った句

• 鳶じらみ^※ 女房にゆすり ぬかれたり（作者不明）
• 飛びじらみ おいらじゃないと 女房いい（作者不明）
• 毛虱に 尼と入道 二人出来（作者不明）

※鳶じらみ、飛びじらみ…ケジラミのこと

シラミ騒動 (作詩・作曲：さだまさし)

虱 虱 そら虱
虱見られど見れ虱
そらそらどーら どれどれ見〜れ
虱見られそう 虱知られそう（そっそそーら）
虱 虱 しら虱 騒動

見られし 虱
知られし 虱
見れど 知れど 虱は（ファ） 虱
（虱は（ファ） 虱）
ファー アー ドーシラソ
ファー アー ソーシラソ
虱 虱 しら虱 騒動
ファラッ

[参考リンク] シラミ騒動に関するさだまさしの講演会の様子
http://www2.netwave.or.jp/~nisisaka/html/hanashikasyuu/kyokuzukuri3.htm

戦後間もない日本の小学校で教えられた唱歌

ノンノンノミも シンシンシラミ
みんないないよ もういない
おもてで元気に遊べます
お礼をいいましょDDT DDT

諺、故事成語

• 虱の皮を千枚に剥ぐ … 物惜しみすること、けちなことのたとえ。
• 虱の皮をヤリ[ナタ]で剥ぐ … 小さなことを処理するのに大げさに行うことのたとえ。
• 虱をひねって当世の務を談ず … 虱をつぶしながら時事を論ずる。傍若無人な態度のたとえ。[晋書（王猛載記）]

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